「【大津町役場横】若葉萌える大クスノキ、昭和・平成・令和の大津町を見守り続けて【旧大津小学校校庭】」くまとR子の子育て日記(646日目)

子育て日記
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子どもの頃、毎日ここで遊んでいたから。
大津町の役場のところにある大きなクスノキね。
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2023年、くま(53歳)とR子(47歳)の子育て日記です。
第一子むーちゃん(♀)は9歳、そして、第二子たろー(♂)は6歳になります。
高齢出産、高齢子育て・・・日本はそういう時代です(たぶん)。
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4年ぶりの開催となった大津町の「大津つつじ祭り」に行ってきました。祭りのメイン会場となっている大津町役場周辺もずいぶん風景が変わりましたが、唯一変わらないのが今は新しい庁舎の西側にある「大クスノキ」ではないでしょうか。
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【熊本とクスノキ】熊本県の県木は「クスノキ」(昭和41年10月制定)です。

熊本の初夏は、萌えるようなクスノキの若葉で生命力にあふれています。熊本城内をはじめ県内各地の神社や寺院にクスノキの巨木が見られ、昔から県民に親しまれてきました。

出典:www.pref.kumamoto.jp

クスノキは熊本の県木なんだよね。上の写真は「熊本城 二の丸広場」、クスノキがあるとすぐ子どもたちは走っていくからね。
なんだっけ。そうそう「寂心さんの樟」も有名よね。
熊本城のあそこの公園、あの木のところで遊ぶの、楽しいよ。
あーあれね。
寂心さんの樟

幹周りが13.3m、高さは29mにもおよぶ熊本県の指定天然記念物の大きなクスの木です。樹齢は約800年といわれています。戦国時代、菊池氏(きくちし)の重臣であり、現在の熊本城の南側に位置していたといわれる「隈本城」の城主となった鹿子木親員(かのこぎちかかず)のちの寂心(じゃくしん)の墓をその根元に巻き込んでいると伝えられていることから、「寂心さんの樟」と呼ばれるようになりました。見事な根元や、1本の木であるのにまるで森のように枝を広げ、葉を茂らせている姿は、地域の人々をやさしく包み込み、しっかりと見守っているようにも感じられます。

出典:kumamoto-guide.jp

出典:kumamoto-guide.jp

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【大津町のシンボル】若葉萌える「大クスノキ」、昭和・平成・令和の大津町を見守り続けて


※こちらの写真は2017年の大津つつじ祭り。ステージはクスノキをバックに、アスファルトの駐車場は現在大津町役場の庁舎が立っている場所です。

僕にとって、クスノキといえば大津町の「大クスノキ」。かつては町の中心に大津町役場と旧大津小学校が並んでいて、「大クスノキ」は小学校の校庭にあった。クスノキのまわりにブランコやジャングルジムがあって、僕ら近くに住んでいる子どもたちは、小学校が終わってからもまた校庭に遊びに集まっていたもんね。
パパは、学校の近くに住む、子どもたちの一人だったのね。
その後、大津町も子どもの数がさらに増えて、旧大津小学校(大津町大津)は、現在の「大津小学校」(大津町引水)と「大津室小学校」(大津町室)に分かれた。ここ旧小学校跡地は、大津町町民交流施設オークスプラザや役場の駐車場となり、さらに熊本地震以後、つい最近、新しい大津町役場の庁舎が完成した。かつて小学校の校庭の西側にあった「大クスノキ」は、今だと新しい庁舎の西側に並ぶ位置だね。
この周辺で、「大クスノキ」だけが変わらないのね。
この木、登りやすいよー。
たろーものぼるー。

2017年のつつじ祭り。この時は、大クスノキをバックにステージが組まれていました。

なんだこれ?墜落したUFOか?! 平成の頃はこの謎のオブジェがありました。撤去された今となっては懐かしい。

この場所、僕らが子どもの頃は小学校の校庭、熊本地震後の2019年は大津町仮庁舎の駐車場でした。

大クスノキだけが、時代を超えてこの場所に鎮座しています。

僕が子どもの頃とまったく同じポーズをとる娘。

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【2023年】久しぶりのつつじ祭、周辺をぶらぶら

4年ぶりの大津つつじ祭りの日、旧57号線は歩行者天国になるので、周辺をぶらぶら。もちろん「大クスノキ」も見にいく。
結構たくさん人が集まってるね。
リンゴ飴買う!
たろーはクジがやりたい!

大津町のシンボル、町の中心にそびえ立つ大クスノキは何処? 現在は新庁舎正面入り口から向かって右手にありました!

大きな木をみつけると、すぐに登りたがる娘。私の子どもの頃にそっくりです。

平成の頃にあった銀色の大きなオブジェと水路が無くなり、芝生の小さな広場になっていました。その先に見えるのは、熊本市中心部へ、阿蘇・大分へ、そして熊本の空の玄関口、熊本空港へとアクセスするようになる肥後大津駅です。

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【旧大津小学校跡地】小学校の校庭だったこの場所、ここで友だちと一日中遊んでいたあの頃

出典:www.town.ozu.kumamoto.jp

大津町の公式ホームページに昔の「大津広報」がアーカイブされていた。上の画像、運動会みたいなイベントが開催されているけど、背景に「大クスノキ」がある。たぶん会場は旧大津小学校の校庭だな。
ずいぶん時代を感じる写真ね(笑)。
僕らの頃は、親に遊びに連れて行ってもらうことなんてほとんどなく、日常的に子どもたちだけで勝手に遊んでいた。だから一年間の大半をこの周辺で走り回って過ごしたよ。しかし残念ながら、思い出がつまったこの場所、ここにあった小学校の校舎はもう数十年前に無くなってしまった。自分の通った小学校がもう存在しないのは淋しい。だから余計に、ここに唯一残る「大クスノキ」がいとおしい。これからも末永くこの場所にあって欲しい。今は熊本にいない友だち、外国で暮らすあの子、もしいつか、彼や彼女らが大津町に戻って来ることがあったなら、この場所を懐かしく思うはず。せめてこの「大クスノキ」が残っていればね。
「大クスノキ」は、大津町の象徴なのね。
あんな大きい木だから、ずっと残るでしょ。
いやいや、ずっとこのきはここあるでしょ。

旧大津小学校の校舎は、1966年に建てられたそうです。70年代・80年代の子どもたちは、かつての小学校があった場所、大クスノキ周辺を懐かしく思い出します。そこはいつも夢が帰るところ。遠くなるほど近くなる、戻れない故郷かもしれません。

出典:www.town.ozu.kumamoto.jp

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