子どもの自制心が将来を左右するという「マシュマロ実験」が再現に失敗、自制心よりも大きな影響を与えるのは「経済的・社会的環境」https://t.co/MBkc3ZGY5J
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) 2018年6月4日
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マシュマロ実験とは・・・?
マシュマロ実験とは?
マシュマロ実験は1960年代後半から1970年代前半にかけてスタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェル氏が実施したもので、マシュマロを使って子どもたちの自制心と将来の社会的成果の関連性を測ることを目的としていました。
スタンフォード大学で行われたマシュマロ実験には4歳の子どもたち186人が被験者として参加し、子どもたちは一人ずつ、マシュマロ1個と机とイスだけがある部屋に通されました。実験者は「私が帰ってくるまでの15分の間、マシュマロを食べるのをがまんしたら、マシュマロをもう1つあげる」と子どもたちに告げて部屋を去り、その後の子どもたちの行動を観察。その結果、実験者が戻ってくるまでがまんをし通して2個目のマシュマロを手に入れた子どもは3分の1ほどで、追跡調査の結果、マシュマロを食べなかったグループは後の人生で優秀だと評価されたことが判明しました。マシュマロを食べた子どもと最後まで食べなかった子どもでは、大学進学適性試験(SAT)の点数が、トータルスコアで210点も異なることも判明しています。
出典:gigazine.net
被験者が4歳の子ども・・・まさにうちの子どもと同じ年齢だよ!
くまちゃんのお子さん、自制心はありますか?
わがままだし、非常に動物的に生きている・・・
自制心より、「経済的・社会的環境」が大事?
マシュマロ実験を再現した結果
しかし、2018年5月25日に発表された研究は、マシュマロ実験の結果を「限定的だ」とする内容となっています。
ニューヨーク大学のテイラー・ワッツ氏とカリフォルニア大学アーバイン校のグレッグ・ダンカン氏、ホアナン・カーン氏はマシュマロ実験の結果は疑わしいとみて、被験者の数を900人以上に増やして実験を行いました。このとき、被験者となる子どもは人種・民族性・親の学歴といった点において、アメリカの国民を反映したものとなっていたとのこと。また、実験結果は子どもの家庭の年収といった特定の要素について調整が行われました。
結果、最新の研究で示されたのは、「自制心がよりよい結果を生み出す」とするオリジナルのマシュマロ実験が示す結果は限定的であるということでした。ワッツ氏らの研究において、2個目のマシュマロが得られるかどうかは、大部分が「子どもの社会的・経済的背景」に左右されるということ、そして自制心ではなく社会的・経済的背景が、長期的にみた子どもの成功のカギとなっていることが示されました。
出典:gigazine.net
金ないし、子どもの成長によい環境を提供してる自信ないよ・・・
「子育てスタイル」の違いで、子供はこう変わる!
少しでも良いやり方を見つけなければ・・・
親の子育てのスタイルには、以下の4つがあるそうです
■独裁・支配型の親
厳しくて、温かみがない。
厳格なルールを持ち、説明なしに命令に従うことを子どもに期待する。
子どもは概して行儀がよいが、「自制心」という極めて重要なスキルの発達が遅れる。
また、善悪の判断基準が、内在する規範ではなく処罰の脅威という外部からの制圧によるため、道徳の判断力が劣る。〈「独裁・支配型の親」の声のかけ方〉
「こら!列に割り込まないで!どきなさい、あの子を先に通して」
「さあ、帰るわよ」。それでも遊んでいたら、抱っこして立ち去る。
「止まって、脱げた靴を履きなさい」
「そこまでにしなさい。いますぐ謝りなさい。今度やったら、後悔するよ」
「座りなさい」
「まだお腹が空いてるの?残念だけど、おやつは食べたでしょ。1つだけというルールよ」出典:diamond.jp
でも、僕もうちのママも、このタイプではないな
次、2つ目は「民主型の親」です
■民主型の親
厳しくて温かい。関わりを持ち、反応が良く、高い期待をする。意識的に独立心と自己主張を育む。ルールをつくるときは子どもを話し合いの輪に入れ、ルールを破ったらどうなるかを明示する。罰するのではなく教えることでしつけをする。
〈「民主型の親」の声のかけ方〉
「○○ちゃん、順番を待とうね」
「あと5分で帰るわよ」「あと1回すべり台をすべったら、コートを着なさい」。それでも遊んでいたら、抱っこして立ち去る。
「えらいわ、よく考えたわね!靴が脱げたのに、工夫してお山に登れたね」
「怒ったときに、人を叩かないのよ。他にどうすればよかったかな?叩くなら、もうここにはいられないよ」
「ベビーカーでは座っていてね。○○ちゃんが落っこちてケガをしたら、ママは悲しいわ」
「まだお腹が空いているのね?ぶどうか、チーズを1つ食べてもいいわよ」出典:diamond.jp
違うんですか?
次、3つ目は「消極・受け身型の親」です
■消極・受け身型の親
温かいが厳しくない。
子煩悩で親子の会話が多いが、甘やかす。対立を避けたがり、規律を嫌がるので、親のルールを施行しない。
子どもは自己評価が高いが衝動的で、ドラッグやアルコール依存症になりやすく、学校でトラブルに巻き込まれやすい。〈「消極・受け身型の親」の声のかけ方〉
子どもの割り込みを見ているだけ。相手の親に、薄笑いをうかべて謝る。
「さあ、帰る時間よ、いいわね?」。それでまだ遊んでいても、親は座ったまま。
「脱げた靴、履きなおしたほうがいいんじゃない?」
「今度叩いたら、もう帰るわよ。ママはいまなんて言った?もうやらないで。帰りたいの?叩かないで、ってお願いしたよね。やめなさい。帰りたいの?今度叩いたら帰るわよ」
「座ってちょうだい。座ったほうがいいわよ。まあ、少しだけなら立ってもいいかな」
「まだお腹が空いているのね?わかったわ、なんでも好きなものを食べなさい」出典:diamond.jp
うちの場合、「民主型」と「消極・受け身型」のミックス?
4つ目、最後は「無関心な親」です
■無関心な親
厳しくも温かくもない。
子どもに最低限のものは与えるが、それ以外は関わらない。こういった親に育てられた子どもは非行に走りやすい。出典:diamond.jp
【エビデンス】自制心のある子ども→頭のいい子にする最高の育て方
これからはエビデンスじゃない?
ハーバード大学、オックスフォード大学、カリフォルニア大学、東京大学、理化学研究所…1000件以上の研究にあたった子育て法マニアの著者が、成功率97%を達成した選りすぐりだけを紹介!!「やる気の出し方」「頭のよくなる遊び」「知育ドリルの選び方」…この1冊ですべてわかる!!
ちなみに著者も、1人の男の子を持つお母さんですので、
ご両親に寄り添った内容になっています。
ですので、本書でご紹介しました子育て法は、
特別なものを用意せず、簡単に実行できるものばかり。どの子育て法も、教育機関の研究結果など科学的根拠があり、
その根拠にも触れていますから、
本書を読んだ後は、熱心に取り組むようになるはずです。
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以下は、掲載項目の一例
↓ ↓ ↓
・「やる気スイッチ」も親から子に遺伝する(「やる気スイッチ」は、本書の診断テストでわかる! )
・子どもを本好きにさせる読み聞かせと、本離れを起こす読み聞かせがある
・絵は“正確に”ではなく“自由に”描かせるのが正解
・父親には、母親ができない重要な役割がある
・「あなたは時間を守る子ね」と言い続けると、本当にそういう子になる
・体だけでなく心も、食べ物でできている
・本物に似ていないおもちゃを、あえて使おう
・知育ドリルでつまずいたとしたら、遊びが足りないということ
・ままごとやヒーローごっここそ、頭をよくする高尚な遊びである
・ご褒美が、学習意欲も発想力を奪う
・黙読できるようになっても、あえて音読もするのが実は大事出典:Amazon
今回はAmazonの「あとで買う」にしないで、即注文した(笑)