【雑感】「二酸化炭素排出ゼロ」宣言した日本、清志郎が生きていたら「脱炭素」についても歌っただろうか?

気になって仕方ない
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「脱炭素」に関して、個人的に不勉強なせいだが、なんとなく唐突感も感じるのでちょっと考えてみたい。
昨年2020年、菅義偉首相の所信表明演説で、2050年に二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすると宣言しました。
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【脱炭素】「二酸化炭素排出ゼロ」宣言した日本、「脱炭素」って何…?

出典:www3.nhk.or.jp

菅総理大臣は臨時国会で行った所信表明演説で「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、『2050年カーボンニュートラル』、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言する」と表明しました。

出典:www.nhk.or.jp

「脱炭素」って昔から騒いでたっけ? 「脱原発」が騒がれていたのはよくわかるが、「脱炭素」も昔からそんな感じだったっけか?
「脱炭素」は「地球温暖化」の問題ですよ。地球温暖化を防ぐために、「脱炭素」が必要とされています。「脱炭素」の手段のひとつとしては「原発」もありますので、原発の件とも無関係ではありませんが。

「脱炭素」とは…?
地球温暖化の原因となるCO2などの温室効果ガスの排出を防ぐために、石油や石炭などの化石燃料から脱却すること。 太陽光やバイオマスなどの再生可能エネルギーの利用を進めるなど、社会全体を低炭素化する努力を続けた結果としてもたらされる持続可能な世の中が脱炭素社会だ。その実現には、一人ひとりが省エネなどの環境対策に取り組むことはもちろん、再生可能エネルギーの利用や、CO2回収・貯留技術(CCS)などの新技術の利用が欠かせない。一方、市民団体や研究者は、排出量取引制度と環境税などを組み合わせて、脱炭素社会への移行を促すことを提案している。

出典:www.goo.ne.jp

あ、そうか、「脱炭素」は「地球温暖化」だよね。そー言われてみればそうだった。でも、「地球温暖化」の事が問題視され始めたのもそんな昔じゃないよね? 少なくとも、僕が子どもの頃は「地球温暖化」とか言って無かった気がする。
地球温暖化が話題になったのは…(検索中)。
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【地球温暖化】地球温暖化が話題になったのはいつからだっけ?

出典:www.daikin.co.jp

思い出した。あの頃じゃない? 元アメリカ合衆国副大統領のアル・ゴアが出演してた映画「不都合な真実」が流行ったとき。2000年代だよね。
え~と(検索中)、ウェキペディアで確認すると、「地球温暖化」が問題となり始めたのは1990年代以降ですが、一般的に広まったのは2000年代のようですね。ちなみに映画「不都合な真実」は、2006年のアメリカ合衆国のドキュメンタリー映画です。映画の中でアル・ゴアさんが地球温暖化を訴え、アル・ゴアさんはノーベル平和賞も受賞しました。

出典:ja.wikipedia.org

地球の気候に関しては、1970年代には「地球寒冷化」の可能性が取りざたされたこともあった。しかしこの寒冷化説は根拠に乏しく、科学的に調べていく過程で、実は地球が温暖化していることが明らかとなっていった。

一般の間でも寒冷化説が広まっていたが、1988年にアメリカ上院の公聴会におけるJ.ハンセンの「最近の異常気象、とりわけ暑い気象が地球温暖化と関係していることは99%の確率で正しい」という発言が、「地球温暖化による猛暑説」と報道され、これを契機として地球温暖化説が一般にも広まり始めた。国際政治の場においても、1992年6月の環境と開発に関する国際連合会議(地球サミット)にて気候変動枠組条約が採択され、定期的な会合(気候変動枠組条約締約国会議、COP)の開催が規定された。

研究が進むにつれ、地球は温暖化しつつあり、人類の排出した温室効果ガスがそれに重要な役割を果たしているということは、議論や研究が進む中で科学的な合意(コンセンサス)となっていった。このコンセンサスは2001年のIPCC第3次評価報告書(TAR)、2006年のスターン報告、2007年のIPCC第4次評価報告書(AR4)などによって集約された。

出典:ja.wikipedia.org

なんか原発の問題とごっちゃになっていた。こちらは地球温暖化の問題だね。
先ほども言いましたように、原発とも無関係ではありません。「脱炭素」のために「原発」が必要だと主張する人もいますからね。

出典:www.daikin.co.jp

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【脱原発と左翼】ところで、「脱原発」の運動家はいるけど、「脱炭素」の運動家はいないの?

出典:www.nikkei.com

社説:地球温暖化 原発依存は解にならぬ
2021年4月28日 07時53分※東京新聞社説より
 米国主催の気候変動サミット。日本は「二〇三〇年度の温室効果ガス排出量を一三年度比で46%減らす」と公約した。問題は、その道筋だ。地球温暖化対策を、原発復権の口実にしてはならない。

出典:www.tokyo-np.co.jp

なるほどね。原発推進派にとっては、「脱炭素」は都合がいいわけだ。でも、「脱原発」は運動家が盛んに騒ぐ印象があるけど、「脱炭素」の運動家はいないの?
いますよ。地球温暖化の弊害を訴えている環境活動家グレタ・トゥーンベリさんがいるじゃないですか。

主に地球温暖化の弊害を訴えている環境活動家グレタ・トゥーンベリさん。

出典:mainichi.jp

あ、そうだそうだ。グレタがそうだね。その昔、1980年代後半から1990年代にかけて、忌野清志郎や佐野元春なんかが、原発に対するプロテストソングを歌っていたから「脱原発」は印象が強くてね。でも、「脱原発」の歌はあるけど、「脱炭素」の歌ってないなと思った。そもそもあの時代にはまだ「地球温暖化」はさほど騒がれていなかったので、ないわけだ。
それに日本のJ-POPでは、プロテストソングですか? そういう社会的なことを題材にした歌ってほとんどないですよね。
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【プロテストソング】そもそも、日本にはなぜプロテストソングがないのか?

出典:www.youtube.com

忌野清志郎や佐野元春が、原発に対するプロテストソングを歌っていたけど、「脱炭素」に関する歌は歌っていない。もし今も清志郎が生きていたら、「脱炭素」「地球温暖化」についても歌っていたかもね。
惜しい方をなくしました。
僕は別に右翼でもリベラルでもないと自分で思っているけど、清志郎の歌は心に響くもんね。今も清志郎が生きていたら、どういうことを歌にするか非常に興味あるよ。でも、そもそも日本にはプロテストソングってほとんどないよね。1970年代のフォークには多少あったかもしれないし、1980年代から90年代にかけて清志郎は盛んにプロテストソングを歌っていたけど、それ以外はほとんどない。いや、今も若いやつらがラップやヒップホップで社会的なことを歌っていると思うけど、一般の人に届くほどはヒットしてないしね。
日本のラップやヒップホップには社会的な問題を題材にした楽曲もありそうですよね。



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【プロテストソングその2】日本のラップで大ヒットしたのは、いまだに「今夜はブギーバック」と「DA・YO・NE」だけ…ここ数年で、政治的な内容を匂わすヒットソングはサザン「ピースとハイライト」くらいしか思い浮かばない

出典:Amazon

だって、日本のラップで大ヒットしたのは、いまだに「今夜はブギーバック」と「DA・YO・NE」だけ…。
「今夜はブギーバック」と「DA・YO・NE」も、今からもう20年以上昔の曲です。
ねー。一般人まで、老若男女に届くラップのヒット曲が出ないかなあ。J-POPって、愛や恋ばっかでつまらん。ま、「今夜はブギーバック」と「DA・YO・NE」も、プロテスタント・ソングではないけどね。
ラップ風のアイドルJ-POPなんかはよくありますけどね。アイドルが社会的な歌詞でラップ風な曲をヒットさせる可能性はあるんじゃないですか?
まあね。でも、ここ数年で、政治的な内容を匂わすヒットソングはサザン「ピースとハイライト」くらいしか思い浮かばない。あの曲もよくできた内容だけど、攻撃的というより、桑田佳祐らしく気転のきいた万人向けの曲だからね。それはそれでとても価値ある曲だと思うけど。もっと若い奴が攻撃的なくらいのプロテストソングを歌わないかなあ。でも、期待していないときに、そういうのは突然現れたりするもの。そろそろそういうスターの登場に期待したい。
期待しましょう。



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【原発は終わったのか?】危機を制御できるなら、原子力に期待はできるのか?

出典:tezukaosamu.net

話が少しずれたが、原発ってもうダメなのかね…。資源の少ない日本にとって、結構期待の技術じゃなかったの?
原子力発電のメリットもありますが、東日本大震災以降、デメリットの方がクローズアップされています。そして、そのデメリットがあまりにもひどすぎますからねえ…。
原子力発電のメリットについて

震災前原子力は、エネルギー政策の3Eすべての点において強みを持つとされた。具体的に挙げれば下記の通りである。
●少量の燃料で大きなエネルギーが取り出せるため、安定して大量の電力を供給できる。
●燃料資源(ウラン燃料)が地域的に偏在していない(調達の安定性)。
●燃料の備蓄性が高く、準国産エネルギーとして国のエネルギー自給率向上に寄与する。
●発電時に地球温暖化の原因となる温室効果ガスを排出しない。

原子力発電のデメリットについて

 原子力発電のデメリットとは何か。第一には事故のリスク。原子力発電所では多種多層の安全対策が実施されているが、リスクは「ゼロ」にはなり得ない。
 第二に高レベル放射性廃棄物の課題がある。技術的には地層処分(「物質を閉じ込める力」を持っている地下深部の地層に埋設すること)が国際的に妥当とされているが、処分場所は決まっていない。
 第三に、潜在的リスクとして核物質の兵器転用や、テロに悪用される可能性を指摘しておく必要がある。これを防ぐために「核拡散防止条約」や「核物質防護条約」等の国際的な枠組みがあり、国内的には「原子炉等規制法(炉規制法)」による管理・規制が行われている。

出典:ieei.or.jp

でもあれだ。原発に対して運動家が騒ぐのは、核物質の技術が戦争に使われる危惧があるからだね。でも、本当に反戦を願っての反対ならいいのだが、日本が強くなりすぎたら困ると思う人たちがいて、そいつらが裏で暗躍してそうで、そこはちょっと違和感もある。
デリケートな問題ですね。
日本人はなんだかんだお人好しだからね。狡猾な誰かに騙されないと良いけど…。
うーむ。
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【個人的所見】阿蘇の美しい景観を汚す太陽光パネルの風景はなんとかしてほしい

出典:project.nikkeibp.co.jp

雑感ということであちこちに話が飛ぶが最後にこの話題。「脱炭素」のため、「水素」や「太陽光発電」など、いろんな方法はあると思うが、僕は最近、太陽光発電がどうもイヤ。
僕らの住む熊本でもいろんなところで、太陽光発電が広がっています。
あの阿蘇の景観を汚すように、広がっている太陽光パネルの風景。あれを見てると、どうも太陽光発電を肯定する気がしない。
あんまり見た目がよくないですよね。
あれはたぶんよくないぞ。自然の生態系かなにか、絶対影響でそうな気がする。太陽光発電自体はよい使い道があるのかもしれないけど、あの阿蘇の山々の景観を奪う規模の太陽光パネルは絶対反対。やめてくれヨー♪ 美しい阿蘇を返してくれヨー♪
ラップなんだか、清志郎さんの物まねなんだか、よくわからないオリジナルのプロテスト鼻歌、やめてください(苦笑)!
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