※ネタバレあります!
最近、安っぽく使われている気がしてたから
・・・それは家族の「絆」です
出典:gaga.ne.jp
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんをフォローすること(嘘)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症
特技:インターネット超高速検索
現実社会とシンクロする映画
東京・目黒の虐待死女児、自宅に手書きの文章残す
→ママ もうパパとママにいわれなくても
しっかりじぶんから きょうよりか
あしたはもっともっと できるようにするから
もうおねがい ゆるして ゆるしてください
おねがいしますhttps://t.co/MsRv3qHewt— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年6月6日
このムカつく事件の後にこの映画が公開になるなんて
関連エントリー→あまりにも悲しいニュース|JIJI放談[2018年6月2週目]
まさに、ひとりの少女が万引き家族に救われた
【感想】『万引き家族』是枝裕和監督
こじんまりした良い映画だったよ
本日の朝日新聞朝刊にて角田光代さんによる映画評を掲載いただいております❗️🗞 https://t.co/YJRa6EiOWy
— 映画『万引き家族』公式 (@manbikikazoku) 2018年6月7日
万引きするような人たちなんですよね?
《第71回カンヌ国際映画祭 最高賞 パルムドール受賞!!》
日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか全6冠
『三度目の殺人』是枝裕和監督最新作!
家族を描き続けた名匠が、“家族を超えた絆”を描いた衝撃の感動作。STORY
高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。 冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。
監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:細野晴臣(ビクターエンタテインメント)
出演:リリー・フランキー 安藤サクラ / 松岡茉優 池松壮亮 城桧吏 佐々木みゆ / 緒形直人 森口瑤子 山田裕貴 片山萌美 ・ 柄本明 / 高良健吾 池脇千鶴 ・ 樹木希林
製作:フジテレビ、ギャガ、AOI Pro.
配給:ギャガ
gaga.ne.jp/manbiki-kazoku
6月8日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
幸せな万引き家族が崩壊し、見ている僕らも含めて、急に現実の社会、今の窮屈な日本に引き戻される感じ?
高良健吾さんも出てるんだあ
松岡茉優
出典:gaga.ne.jp
安藤サクラが気になって仕方ない・・・
その存在感がすごかった
そこで僕は彼女が奥田瑛二、安藤和津の娘っていうのを初めて知った
でも、それがどうして失敗ですか?
僕も去年、ドラマ『ゆとりですがなにか 』を見てたし
でも、まさか奥田瑛二の娘だったとは・・・
安藤サクラの演技を超評価してたらしいよ
ケイト・ブランシェット曰く「もし今回の審査員になっている女優のなかで今後あの泣き方を演じたり演出する人がでてきたりしたら、かの女は安藤サクラを真似たと思ってください」
ケイト・ブランシェットが感銘を受けた「笑い顔」はいつ出てくるのかなと思いながら・・・
「審査委員長のケイト・ブランシェットさんが、安藤サクラさんの芝居について熱く語ってくださった。それくらい安藤さんの存在感が、審査員の女優たちを虜にしたのだと分かりました」。トロフィーを手に記者会見に登場した是枝裕和監督は、受賞後の関係者のディナーの席でのエピソードを披露した。
「安藤サクラさんが泣くシーンがあるのですが、ケイト・ブランシェットさんは『もし今回の審査員になっている女優のなかで今後あの泣き方を演じたり演出する人がでてきたりしたら、かの女は安藤サクラを真似たと思ってください』と話していました」
出典:gqjapan.jp
どんな泣きかただろう?
こんな感じ・・・(泣)
こんな感じ・・・(泣)
花火、ソーメン(からのロマンポルノ)、海水浴
まさに日本の夏、昭和の夏の描写
でも、この貧しい家族の生活はまるで昭和
東京の高層マンションの谷間になぜかボロボロの一軒家があって、そこだけ昭和なのよ
暑そうな部屋で食べる美味しそうなソーメン
そして、電車に乗って家族みんなででかける海水浴
まるで昭和の生活パターン
リリー・フランキーと安藤サクラがソーメンを食べた後に、ね?
そういう展開になっちゃうわけですよ
あえて監督は、昭和の市民の幸せな映像を作ったんだろうね
リリー・フランキーよ、おまえはオレか・・・
倫理観が欠如したまま子どもと接するところ
嫌々、仕事に行くところ
うまく性交できて自慢げになるところ
夜逃げがバレて困った顔をするところ
・・・中年男性はみんな共感するだろ?
樹木希林、最後の笑顔と、榎本明の強烈な一言
案の定、次のシーンでぽっくり逝っちゃうんだけどね
昭和の駄菓子屋の偏屈おやじ風なね
おやじの一言が物語が急展開するきっかけだったもんね
万引き家族が住んでいるボロ家もそうだけど、この駄菓子屋もそこだけタイムスリップしたような場所
そして、ある日突然、閉められた引き戸に「忌中」の張り紙だよ
子どもたちは、現実に帰っていくけど・・・
未来は、観客の想像にゆだねられたね
ただ彼ら彼女らの将来がどうなるにせよ・・・子ども時代に一緒に過ごした家族らしき人たちの記憶はずっと残るんだろうね
それでいいんでしょう、きっと!
涙がでないのは何故・・・??
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出典:gaga.ne.jp