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デビュー作は7人の美少女が登場するホラー映画『HOUSE ハウス』(1977年)~僕の中の大林宣彦監督その1
今、再発見すべきアニメ映画、山川惣治原作『少年ケニア』(1984年)~僕の中の大林宣彦監督その2
プロフィール:高齢子育て中、飲酒は週末のみ
特技:奥さんのフォロー(嘘)
プロフィール:ゆとり世代(さとり世代)、独身、潔癖症、シニカルな視点は世代のせい?
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☆☆☆自己紹介ここまで☆☆☆
【どこか懐かしい】1980年代にはすでに失われていた青春の風景、原田知世『時をかける少女』(1983)のノスタルジー【そこに校内暴力なんてない】
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
出典:ja.wikipedia.org(積木くずし)、ja.wikipedia.org(スクール☆ウォーズ)、ja.wikipedia.org(3年B組金八先生)、ja.wikipedia.org(ツッパリHigh School Rock’n Roll)
【アーカイブ】角川映画『時をかける少女』(1983)、スクリーンの中で永遠に輝き続ける15歳の原田知世【あの頃の角川映画】
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
「理想の愛を知った人は、幸福なのか?不幸なのか?」
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
スキー教室での芳山和子(原田知世)
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
和気あいあいとした列車の中
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
松任谷正隆のノスタルジックな音楽も印象的
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
広島県尾道市が舞台
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
どちらかというと1970年代っぽい高校生たち
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
理科の実験室で気を失う芳山和子(原田知世)
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
深町一夫(高柳良一)宅の温室にはラベンダーが栽培されている
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
日常生活に紛れ込んできた不穏(ふおん)に、芳山和子(原田知世)の表情も曇る
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
和子の高校の国語教師、福島利男(岸部一徳)とクラス担任の立花尚子(根岸季衣)
芳山和子(原田知世)の部屋の日本人形は何を象徴しているのか?
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
芳山和子(原田知世)は何気ない日常の中でタイムリープを繰り返していたことに気づく
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
写真の中の深町一夫の両親(松任谷正隆、山口保代)
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
屋根裏部屋の深町一夫(高柳良一)の部屋
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
幼い頃の深町と和子の記憶のはずだが・・・
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
本当の幼馴染み、堀川吾朗(尾美としのり)と芳山和子(原田知世)
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
ラベンダーの香りが…きっかけ?
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
いよいよクライマックスへ…
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
タイムリープし、時空を駆ける芳山和子(原田知世)
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
すべてを知ることになるが…ふたたび、
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
老夫婦は穏やか日々を過ごす
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
そして、数年後・・・
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
エンディングロールの原田知世
出典:角川映画『時をかける少女』(1983)
【広島県尾道市】故郷・尾道と大林宣彦監督
出典:www.city.onomichi.hiroshima.jp
大林監督、故郷・尾道市に異論 戦艦大和セット公開巡り
広島県尾道市で一般公開中の戦艦大和の原寸大ロケセットについて、出身地の尾道で数多くの映画を撮影している大林宣彦監督(68)が「ロケセットは映画の中で初めて意味を持つ。人寄せのための公開は、戦争やふるさとを商売にしているようで恐ろしい」と、市の観光行政を批判している。セットには予想を超える人が集まり盛況だが、大林監督は「公開中は故郷に帰らない」と宣言した。
僕の願いは、ふるさとがあるがままに残って欲しいということ、「そこにしかない暮らし」を求めて旅人は来るのだから。
大林監督は次のように語っている。
僕の自慢は、尾道に映画の記念碑やセットを残していないことだ。映画を見た人の心に残ったものが記念碑。セットを残そうなどという提案はすべて断ってきた。尾道市にとってはそれが不満だったのだろう。
「男たちの大和」という映画がふるさとで撮影されたことは、誇らしく思う。僕の尾道での撮影スタッフも協力した。でもセットは残すためのものじゃない。スクリーンに映し出されて初めてリアリティーを持つ。単なる張りぼては、夢を壊すだけではないか。
恒久的に残すものとして、戦艦大和の歴史がある呉市につくられたのなら賛成するが、いかにセットを残すかばかりに気を取られた尾道市につくられたことは、大和にとっても不幸だ。
小学生からも金をとって、ふるさとや戦争を商売にしている。セットが公開されているうちは尾道とは絶縁だ。これは、大林映画30年の理想に対する否定であって、怒らないわけにはいかない。
僕の願いは、ふるさとがあるがままに残って欲しいということだ。高度成長期、尾道でも古いものが壊されたが、これからは古いものを残すことが資源になる。「そこにしかない暮らし」を求めて旅人は来るのだから。
◇
〈尾道を舞台にした大林監督の主な作品〉
・転校生(82年)
・時をかける少女(83年)
・さびしんぼう(85年)
・ふたり(91年)
・あした(95年)
・あの、夏の日―とんでろ じいちゃん(99年)
※カッコ内は公開年
出典:natalie.mu
原田知世 – 「時をかける少女」