【宇宙世紀(ガンダム年表)】『機動戦士ガンダム』一年戦争(U.C.0079)から、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』ラプラス戦争(U.C.0096)を経て、マフティー動乱(U.C.0105)までの歴史を再確認【『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』2021年5月7日(金)公開の予習】

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『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』 2021年5月7日(金)公開に向け、録画していた『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096』のテレビ版を今観てるところ。ちょっと「宇宙世紀(ガンダム年表)」の時系列を確認しておきたい。
え~と(検索中)、宇宙世紀(うちゅうせいき、Universal Century)とは、『ガンダムシリーズ』のうち、アニメ第1作『機動戦士ガンダム』およびその続編・外伝作品の舞台となる架空の未来における紀年法です。英文表記は「U.C.」と略されます。

出典:ja.wikipedia.org

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ちなみに、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096』が初めてテレビ放送された2016年春、僕らの住む熊本ではちょうど熊本地震が発生した。当時、全話録画していたつもりだったが、なんと第3話のみ録画されていなかったことに今回気づいた。その日はちょうど停電だったんだろうね。一週間くらい停電してたもんね(苦笑)。
生々しい思い出がブルーレイレコーダーに残っていましたね(苦笑)。
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【ガンダムの世界】宇宙世紀とスペースコロニー

出典:『機動戦士ガンダム』(1979年)

宇宙世紀は「世紀」とは称するが、100年区切りのそれではなく、実際には年をカウントする歴である。例えば、シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』そして一年戦争の時代となる「宇宙世紀0079」とは、宇宙世紀に入って79年目の年であることを意味する。

スペースコロニーへの移民が開始された年を0001年(元年)とする。常にゼロを含む4桁で表記され、日本語読みでも0001年は「トリプルオー・ワン」、0079年は「ダブルオー・セブンティナイン」、0123年は「オー・ワン・トゥエンティスリー」と英語読みする。なお英文表記およびその略称は『機動戦士ガンダム』放送当時の書籍で確認できるが[1]、映像作品においては2005年の劇場作品『機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-』冒頭のナレーションが初である。

『機動戦士ガンダムUC』における地球連邦政府初代首相リカルド・マーセナスの演説によれば、宇宙時代の世紀という意味では「ユニバース・センチュリー」とするべきだが、「人類はひとつになれるという事実を普遍化し、協調し、一個の種として広大な宇宙と向き合う」という祈りを込めて、あえて普遍的世紀(ユニバーサル・センチュリー)と名付けたという(”universal”には、「宇宙の」「宇宙的な」という意味合いもある)。

出典:ja.wikipedia.org

ガンダムの世界観、宇宙世紀とスペースコロニー、わかるでしょ? 端的に理解するには、ファースト・ガンダムでの永井一郎氏のナレーションを聞くと言い。
え~と(検索中)・・・こちらです。

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。
宇宙世紀0079、地球に最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いでジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した。

出典:「第2話ガンダム破壊命令~4話ルナツー脱出作戦」

機動戦士ガンダムシリーズの主な舞台となっている地球圏は、地球、月、スペースコロニー群で形成される人類の生活領域をさす。

出典:www.gundam-the-origin.net

ガンダムのスペースコロニーや小惑星の位置関係は、こっちがわかりやすいかな?

出典:atagundam.com

1970年代に描かれた巨大スペースコロニーの予想図。ガンダムに登場するスペースコロニーはまさにこのイメージからスタートした。

出典:www.businessinsider.jp

では、時系列でざっと宇宙世紀を俯瞰してみよう。『機動戦士ガンダム』(1979年)から『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(2021年)まで。多少前後も知っておくとよい。
え~と(検索中)・・・宇宙世紀についてはウィキペディア他いろいろと解説がありますが、意外にもビックカメラさんの公式ホームページにあった一覧が一番わかりやすいので参考にさせていただきました。

出典:www.biccamera.com

なぜビックカメラが? ま、いいや(笑)。
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【U.C.0001】ラプラス事件:『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096』(2016年)※作品横の年号はテレビ放送開始年または映画公開年です

出典:『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096』(2016年)

地球総人口は90億人を突破し、地球連邦政府は宇宙移民政策を開始。西暦をあらためて「宇宙世紀」を採用したが、その記念すべき元年元日に首相官邸ラプラスが宇宙ステーションごとテロ活動で爆破される。

出典:www.biccamera.com

このへんは『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096』で見た。大統領みたいな人が演説中に宇宙ステーションが爆発しちゃうんだよね。これは未曾有の大事件だぞ。テロか?
悲劇とともに宇宙世紀は始まったということですか?
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【U.C.0079】一年戦争:『機動戦士ガンダム』(1979年)

出典:『機動戦士ガンダム』(1979年)

サイド3がジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立を宣言。モビルスーツ“ザク”の部隊によってコロニーを地上へ落とす奇襲戦法で開戦した。連邦軍もモビルスーツ“ガンダム”を開発し、戦争は激化する。年初から年末にわたる戦いだったため、この呼び名がある。

出典:www.biccamera.com

言わずと知れた『機動戦士ガンダム』(1979年)。人生の節目ごとに何度見ていることか。これからも見るのだろう。
え~と(検索中)・・・そもそも、宇宙世紀0063年にジオン・ズム・ダイクン氏が亡くなったことで、その後地球連邦政府に独立戦争を仕掛けるザビ家のジオン公国が誕生しました。

ジオン・ズム・ダイクン急死(U.C.0063)
地球連邦国家からの独立運動の象徴たるダイクンが、議会での対連邦重要演説中に急死してしまう。

出典:www.biccamera.com


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【U.C.0087】グリプス戦役:『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム』(1985年)

出典:『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム』(1985年)

連邦軍内に地球圏治安維持を題目に宇宙移民者を厳しく武力弾圧しようとするエリート組織「ティターンズ」が台頭。U.C.0085ごろからこれに対抗する反地球連邦組織「エゥーゴ」が活性化した。さらに小惑星アクシズが地球圏に帰還、戦いは混迷を極める。

出典:www.biccamera.com

ここまではリアルタイムに真剣にみた。
え~と(検索中)・・・前作の地球連邦対ジオン公国の戦争という明快な図式から、ティターンズとエゥーゴという地球連邦軍から発生した二つの勢力による抗争、さらにジオン残党最大勢力であるアクシズが介入し、三勢力による複雑な争いとなっていきました。

出典:ja.wikipedia.org

30バンチ事件争(U.C.0085)
サイド1・30バンチコロニーの住民が反地球連邦政府デモを決行。連邦政府にデモ鎮圧を依頼されたティターンズの司令官バスク・オムは、使用が禁止されていた毒ガス(G3)をコロニー内に注入し、1500万人ものコロニー全住民を虐殺した。

出典:www.biccamera.com



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【U.C.0088】第一次ネオ・ジオン抗争:『機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)』(1986年)

出典:『機動戦士ガンダムZZ(ダブルゼータ)』(1986年)

ティターンズ崩壊後、ハマーン・カーンのアクシズはミネバ・ザビを擁立して「ネオ・ジオン軍」を名乗り、地球侵攻作戦を開始した。同軍はダカールを占拠するなど作戦を成功させたが、ザビ家の血族を自称するグレミー・トトが反乱を起こし、内紛で崩壊した。

出典:www.biccamera.com

リアルタイムでは数回みてやめた。当時は、あの秋元康の軽い歌詞に象徴されるような陳腐な明るさが生理的にイヤだった。いつかちゃんと見てみたいと思う。
最初はコミカルな要素が多かったみたいですが、中盤以降シリアスな物語が展開したみたいですよ。
らしいな。富野だしな。ただでは終わらんよ。


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【U.C.0093】第二次ネオ・ジオン抗争:『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)

出典:『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)

スウィート・ウォーターを占拠した勢力はシャアを総帥としてネオ・ジオンを宣言。5thルナをチベットのラサに激突させ、続いてアクシズ落下により地球寒冷化を目論む。地球連邦軍の外郭組織ロンド・ベル隊のアムロたちがこれを阻止しようと奮戦。

出典:www.biccamera.com

これはちゃんとリアルタイムで映画を観たぞ。なかなか興味深い作品である。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(2021年)の主役となるブライト艦長とミライさんの息子ハサウェイ・ノアさんは、『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム』(1985年)、そしてこの『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)にも登場しています。
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【U.C.0096】ラプラス戦争(第三次ネオ・ジオン抗争):『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096』(2016年)

出典:『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096』(2016年)

地球連邦の存亡にかかわる「ラプラスの箱」をビスト財団がネオ・ジオン軍残党「袖付き」に譲渡しようとしたことを発端に武力紛争が発生。箱の開放や奪取をめぐり、ユニコーンガンダム、地球連邦軍、ジオン残党軍、ロンド・ベルなどが入り乱れて抗争を繰りかえした。

出典:www.biccamera.com

今、ちゃんと見ている途中。
こちらは富野由悠季監督ではなく、小説家・福井晴敏氏による小説からスタートした作品です。世界観やキャラクターはファースト・ガンダムからの正当な流れを引き継いでいるかと思われます。

ジオン共和国の自治権放棄(U.C.0100)
かつてスペースノイド独立を掲げて一年戦争を引き起こしたサイド3が自治を放棄。ジオン共和国は消滅した。

出典:www.biccamera.com

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【U.C.0097】UC(ユニコーン)の1年後(?):『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』(2018年)

出典:『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』(2018年)

そうそう、今回ユニコーンを見て、そしてさらにこの『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』(2018年)まで観よう思って録画済みだった。ユニコーンのスピンオフみたいな感じ? これから観るのでよくわからんが、ユニコーンの1年後の物語らしい。
2018年公開、今のところ一番新しいガンダムの映画が、『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』です。ちなみにナラティブはまだビックカメラの宇宙世紀年表には掲載されていませんでした。
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【U.C.0105】マフティー動乱:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(2021年)

出典:『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(2021年)

秘密結社「マフティー・ナビーユ・エリン(通称マフティー)」によって引き起こされた一連の紛争。

出典:www.biccamera.com

もともと富野由悠季による小説が1989年に発売されている。本当は昨年2020年公開予定だったんだよね。コロナで延期になっていた。

関連エントリー→【オールドファン目線】劇場三部作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(7/23公開)を視る準備をしておこうと思う

当初は2020年7月23日に公開予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、改めて2021年5月7日に公開予定となりました。今度はたぶん大丈夫かと思われます(苦笑)。

出典:ja.wikipedia.org

むしろ2021年1月公開のエヴァンゲリオンが危ないな(笑)。



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【U.C.0123】コスモ・バビロニア建国戦争:『機動戦士ガンダムF91』(1991年)

出典:『機動戦士ガンダムF91』(1991年)

ロナ家はMS部隊クロスボーン・バンガードによってフロンティアサイドを制圧し、貴族主義を掲げてコスモ・バビロニアの建国を宣言。指揮官の鉄仮面は独断で無差別殺傷兵器バグと巨大兵器ラフレシアを始動させて人類の本格的粛正に乗り出すが、激しい抵抗にあう。

出典:www.biccamera.com

これもリアルタイムで映画を観た。再び富野由悠季&安彦良和コンビのガンダムということでかなり期待したのだが、今となってはあまり印象に残っていない。不思議なものだ。久しぶりに見直してみたい。
宇宙世紀0123年、一年戦争から40数年後のストーリーですが、ファーストガンダムの登場人物が登場しない全く新しいガンダムでした。
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【U.C.0149】ザンスカール戦争:『機動戦士Vガンダム』(1993年)

出典:『機動戦士Vガンダム』(1993年)

連邦政府の統治力が弱まってコロニーが戦国時代の様相を呈した時期、サイド2にザンスカール帝国が勃興。ガチ党のカガチは癒し能力を持つマリアを女王に押し立てギロチンによる圧政を敢行し、レジスタンス組織リガ・ミリティアと帝国軍ベスパの武力衝突を招いた。

出典:www.biccamera.com

この頃はもう全くテレビシリーズのアニメは観ていない。でも、これも富野由悠季監督の正統派ガンダムなんだよね。いつかちゃんと観たい。
『機動戦士ガンダム』より始まる正史の「宇宙世紀」ガンダム作品としては最後年の作品だそうです。13歳の少年が主人公で、テレビアニメの原点に戻り、楽しいロボットアニメ、かつ当時の子供に流行のRPGを意識し、主人公が中心のシンプルかつマンガチックな作品を目指していたといいますが、物語が進むにつれ、宗教を背景とした民族主義など重いテーマに比重が置かれるようになっていったそうです。さすが富野監督ですね(苦笑)。

出典:ja.wikipedia.org

そんな・・・すぐにでも観たくなるじゃないか(笑)。
宇宙世紀を舞台にしたガンダムは以上です。最後に、宇宙世紀とは異なる世界観のガンダムにも少しふれて終りにしましょう。


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【宇宙世紀とは異なる世界観のガンダム】『∀(ターン)ガンダム』(1999年)や『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年)など

出典:『∀(ターン)ガンダム』(1999年)

【C.C.:コレクト・センチュリー】『∀(ターン)ガンダム』(1999年)
戦争を繰り返し地球環境に壊滅的な打撃を与えてしまった人類は、過去の記憶を忌むべき「黒歴史」として封印し、過酷な環境に耐えゼロから世界を再建していった。

出典:www.biccamera.com

『∀(ターン)ガンダム』(1999年)は、久々ちゃんと見たガンダム。これはかなり良い作品だっと思う。
少し他のガンダムと雰囲気が違いますよね。


↓安価ですが、こちら海外仕様なのでご注意。

出典:『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年)

【R.C.:リギルド・センチュリー】『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年)
宇宙世紀が終焉し1000年以上の時が過ぎた新たな世紀の物語。

出典:www.biccamera.com

『ガンダム Gのレコンギスタ』(2014年)は、リアルタイムで数話みたけど挫折した。またそのうち(苦笑)。
富野由悠季監督のガンダムとしては、『ガンダム Gのレコンギスタ』が一番新しいガンダムですよね。

↓『ガンダム Gのレコンギスタ』は、全5部作の劇場版として現在2作目まで公開されています。


一応、富野由悠季監督でも宇宙世紀でもないガンダムにも触れておく。
最後にその他。「宇宙世紀」以外に、『機動武闘伝Gガンダム』(1994年)の「F.C.:未来世紀」、『新機動戦記ガンダムW』(1995年)の「A.C.:アフターコロニー」、『機動新世紀ガンダムX』(1996年)「A.W.:アフターウォー」、『機動戦士ガンダムSEED』(2002年)と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(2004年)「C.E.:コズミック・イラ」、『機動戦士ガンダムOO』(2007年)「A.D.:西暦」、『機動戦士ガンダムAGE』(2011年)「A.G.:Advanced Generation」 、『ガンダムビルドファイターズ』(2013年)と『ガンダムビルドファイターズトライ』(2014年)「とある世界の近未来」 、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(2015年)の「P.D.:Post Disaster」といった時代設定が存在しています。
さすがにこのへんまではフォローできん(笑)。ともかく「宇宙世紀」を舞台にした作品群、「ファースト・ガンダム」から「ユニコーン」「ナラティブ」を経て、今度の「閃光のハサウェイ」、楽しみにしているぞ。
以上、大まかに宇宙世紀の流れと過去のガンダム作品を整理してみました。
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